2017.03.09 Thu

WorkShop KANSAI 2017 開催レポート

AUGIjp WorkShop 関西・大阪にて久しぶりの開催!

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2月18日(土)トラストシティ カンファレンス・新大阪 2階にて、AUGIjp主催の「WorkShop KANSAI 2017」を開催しました。
2011年の京都以来久々の関西開催にもかかわらず、前日の雨も止んだ好天の中、会場には参加者・関係者あわせて総勢93名が集まりました。VR、BIM/CIM、製造の3D設計と2D図面の連携といった幅広いセッションや展示にて【学びと交流の場】であるWorkShopを楽しみました。

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オートデスクが描く未来をちょっと覗いたら
すごかった

オートデスクの最新のテクノロジが満載のセッションで、建築・医療・製造・自動車関係のVRの他、現存しない建築物を写真から復元するリアリティーキャプチャ技術をご紹介いただきました。
セッション後半は実際にMayaとKinectを使いリアルタイムでロボットコントロールを実演していただき、まさに未来をこの目で覗くことができました。

2Dと3Dの連携は割り切りが大事

製造でInventorを使っている太田氏、建築(BIM)でRevitと構造解析ソフトを使っている鈴木氏、土木(CIM)でCivil3D・Navisworks・InfraWorksを駆使している星野氏、土木構造物のモデリングにAutoCAD 3Dを活用している榊氏。全てのセッションで共通して感じられたことは「割り切りと判断する力」でした。業種は違えど、図面を判断する力とモデリングする技術。そして、実務のどの作業を3Dにすれば効率が良くミスが減るのか?という貴重な情報を学べるすばらしいセッションでした。

白熱したO-1グランプリ

ユーザ参加型のイベント、WorkShop らしいコーナーである「O-1 グランプリ」。8名の参加者がAutoCADオペレーションの腕を競いました。同じ問題でも描き方は千差万別、いろんなオペレーションテクニックを学ぶ良い機会となりました。

最先端VRに驚き

今回は会場のひとつ上のフロアがオートデスク大阪営業所ということもあり、最新のAutodesk StingrayとHTC-VIVEを用いたVR体験コーナーを設置しました。VR体験コーナーでは、マンションの内装、台北101、医療、アポロ11号のいくつかのモデルを体験していただきました。HTC-VIVEの最大の特徴、動き回れるVRに驚いているユーザも多くいました。ユーザ同士でStingray、HTC-VIVEのデータ作成についての勉強会を開催したいという声も聞こえてきました。

アジェンダ

各セッションの資料は、AUGIjpコミュニティサイトよりダウンロードできます。

開始時間セッション
10:00開会のご挨拶
AUGIjp 会長 星野 和実
10:10オートデスクが描く未来、ちょっとだけ一緒に覗いてみませんか?
オートデスク株式会社 門口 洋一郎 様
イベント会場建物3FにあるAutodesk大阪オフィスにて、10分程度のVR体験が可能になりました。
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11:00休憩
11:10InventorとAutoCADとFusionと~みんなちがって、みんないい!シミュレーション・大規模・チーム設計のコツと2D/3D混在設計~
AUGIjp スタッフ(キヤノントッキ株式会社) 太田 明
12:00ゴールドスポンサー ランチセッション
AutoCAD、BIMからVRまで対応する HPワークステーション最新情報

株式会社日本HP 大橋 秀樹 様
13:00AutoCAD Civil3D Navisworks InfraWorks
~アプリケーションを使い分ける意味とは?CIMに使える基本操作教えちゃいます~

AUGIjp 会長 星野 和実
13:50休憩
14:00ホンマにできるの、設計から施工図までRevitで?~小規模鉄筋コンクリート造建物を例に、構造計算、鉄筋モデリング、できること、できないこと~

アド設計 鈴木 裕二 氏
15:00AUGIjp なんでも相談コーナー&3FのVR体験コーナーツアー
15:303Dモデリングの実演
~達人の3Dモデリングを見てみよう!~

AUGIjp 榊 友幸
16:00O-1グランプリ
17:00質疑応答 & ノベルティじゃんけん大会
18:00懇親会

 

スポンサーセッション

スポンサー3社による展示/新製品紹介が行われ、実際の機器に触れながら熱心に情報収集する方も多く見られました。


プラチナスポンサー

株式会社日本HP様

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http://www8.hp.com/jp/ja/campaigns/workstations/overview.html

株式会社日本HPとAutodeskによる協業、高品質&安定サポートについて説明いただきました。評価の高いHP Workstation Zシリーズの特徴の他に、リモートグラフィックスソフトHP Remote Graphics Software (RGS)の紹介など盛りだくさんの内容に、参加者も大満足の様子でした。展示におきましては、超小型ワークステーション「HP Z2 mini G3」を展示いただき、小ささに驚き、分解し熱心に中を覗いているユーザの姿も見られました。
尚、今回のワークショップの講師用機材・セッション動画録画機・O-1グランプリ機材は、日本HP様よりお貸出しいただきました。


エーキューブ様

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http://www.acube-corp.com/

AMDのグラフィックスカード最新モデル「Radeon Pro WXシリーズ」を展示いただきました。また、じゃんけん大会の賞品として、AMDのグラフィックスカード「FirePro」をご提供いただきました。後日使用感レポートを掲載する予定です。


マウスコンピューター様

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http://www.mouse-jp.co.jp/creator/

AUGIjpで評価を行った最新ワークステーション「MousePro-S276G-WS」について展示いただきました。
大人気のため残念ながら実機はなかったのですが、製品について熱心に問い合わせるユーザや、乃木坂46のパネルと記念写真を撮るユーザが続出しました。


マッドキャッツ様

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http://www.madcatz.co.jp/

展示はありませんでしたが、じゃんけん大会の賞品として、最新&最上位機種のマウス「R.A.T. Pro X」をご提供いただきました。後日使用感のレポートを掲載する予定です。

また、エクスナレッジ様よりじゃんけん大会の賞品として、AutoCAD関連書籍を多数ご提供いただきました。セッションをご担当いただいた鈴木裕二氏からも、最新書籍をご提供いただきました。


昼食・懇親会

ランチセッションでは株式会社 日本HP様のセッションを聞きながら、2種類から選べるお弁当を参加者皆で美味しく頂きました。また夜の懇親会は、立食形式で自由に移動しながら、AutoCADや3Dアプリケーションなどの情報交換等を行い、交流を深めました。スペシャルゲストもサプライズで登場!


編集後記

久しぶりの関西開催となった今回のWorkShop。年度末の忙しい時期の中、総勢93名の皆様にご参加いただきました。「参考になった!」「楽しかった!」「また来たい!」という、皆様の声と笑顔をとても嬉しく思った今回のイベントでした。そんな皆様のご協力で成功でき、とても感謝しております。また、このようなWorkShopや勉強会を通じ、公式コミュニティ(SNS)などを利用したコミュニケーションの輪がどんどん広がっていくといいなと思っています。次回は6月ごろ、東京で開催する予定です。詳細が決まり次第、こちらのサイトなどでお知らせいたします。
皆様と再びご一緒できることを、とても楽しみにしております。

 

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