ご無沙汰しております、さすらいのベンチマーカーkumanomiです。
AUGIjpも再始動しまして、やっとハードウェアのBlogを書く時間が取れました。
2017年から毎月1本程度はBlogを更新していきたいと思います。
師走の12月16日、AMDより発売になったRadeon Pro WXシリーズの製品発表会が開催されました。
Radeon Pro WXとはAMDのグラフィックスカードで、旧製品名はFire Proです。
ゲーミング用のRadeonと同じ名称になりましたが、Pro WXが最後につくので区別できます。
また、ブランドカラーも赤から青へ変更になっています。
会場の秋葉原UDXには、本社AMDの偉い方が勢揃いしていました。
プロフェッショナルグラフィックス担当
コーポレートバイスプレジデント
Kevin Weiss氏
ワークステーショングラフィックス
R&D RadeonProRenderアーキテクト
原田氏
プロフェッショナルグラフィックス担当
アジアパシフィック担当 リージョナルヘッド
Anish Pendey氏
発表会の内容は、最新のRadeon Pro WX7100・5100・4100の概要とRadeon Pro Renderという最新のレンダリングエンジンの紹介、HTC VIVEとRadeon Pro WXのデモと、充実した内容でした。
最新のRadeon Pro WXは旧世代の製品に比べ、GPUの性能はもちろんVRAM(ビデオメモリ)の搭載容量も多く、高解像度のCAD/CG処理に最適です。
サポートについては通常の2年保障に加え最大7年の延長保障を提供し、株式会社エーキューブにて日本語のサポートが受けられるため、安心して導入できます。
Radeon Pro WX製品の詳細はこちら
https://www.acube-corp.com/products/radeonpro
Radeon Pro RenderはAMDが開発した無料のレンダリングプラグインで、3dsmax・MAYA・Rhinoceros・SolidWorksに対応しています。
Revitについては国内対応予定(有料)ということです。
Radeon Pro Renderの詳細はこちら
https://www.acube-corp.com/products/radeon-prorender
筆者はWX5100を先日HPのワークステーションに取り付けましたが、非常に安定して動いています。
AutoCAD・Navisworks・Revit・Infraworks360・Inventorなど、3D設計でマシンパワーが足りない方は、このチャンスにグラフィックスカードを入れ替えてみてはいかがでしょうか?