2018.08.19 Sun

WorkShop TOKYO 2018 開催レポート

AUGIjp夏イベント「WorkShop TOKYO 2018」熱く開催!!



6/16(土)新宿ミライナタワー12FマイナビルームA/B/Cにて、「WorkShop TOKYO 2018」を開催致しました。
今回は300近くの申込みを頂き、締切予定前に慌てて募集を締め切るなど、これまでに無い多数の申込みを頂きました。
当日は右の写真の様な今にも降り出しそうな梅雨のくもり空でしたが、これまでで最大の220名が参加しての最大規模のWorkShopとなりました。

 

 

 

 

【座席数250を用意した会場のパノラマ写真。大人数の為4つのプロジェクターで投影!】

AutoCAD2019の最新情報から3D/BIM/VR/カスタマイズまで!


今回も3つの会議室を使用し、3トラック構成でセッションを組み立てました。
色んなジャンルをユーザーの視点から、出来るだけ重複しないようにセッションを組み立てました。
当日のアジェンダと各セッション内容をトラック毎に報告します。


※各セッションの資料は、AUGIjpコミュニティサイトよりダウンロードできます。
※セッション名はセッション動画とリンクしています。(公開がない動画もございます/O-1グランプリは紹介動画・ページです)

開始時間
終了時間
メイン会場サブ会場ハンズオン
10:00
10:10
オープニングセッション

主催者並びにオートデスクからのご挨拶・ご案内
会場の注意事項についてのご案内
10:10
10:50
AutoCAD2019&AutoCAD LT2019新機能紹介

オートデスク 大浦誠 氏
10:50
11:10
VRスポンサーセッション

株式会社日本HP 様
11:30
12:15
初心者がハマるRevitの落とし穴

AUGIjp 金武利彦
遅い!?高い!?難しい!?3D CADの誤解とモヤモヤをスッキリさせるInventorの新常識

AUGIjp Inventor&Fusion360勉強会/デジプロ研 太田明
AutoCADの3Dモデリングを習得しよう(ハンズオン)

AUGIjp 榊友幸
12:30
13:15
ランチタイム/ゴールドスポンサーセッション(昼食付)

株式会社マウスコンピューター 様
レノボ・ジャパン株式会社 様
13:15
14:00
進化し続けるFusion360!最新動向と活用事例

3Dワークス Fusion360 ACI 濵谷健史氏
Navisworks、InfraWorksを普段使いしよう

AUGIjp 星野和実
作ってみよう!VRコンテンツ(ハンズオン)

AUGIjp 阿部秀之
14:15
15:00
ここが嫌いや Revit…20のポイント構造設計者、AutoCADユーザーの視点から

アド設計 鈴木裕二 氏
今年も開催!CADオペ女子会

オートデスク 笠原希 氏
AutoCAD (LT) カスタマイズ入門~繰り返し作業を自動化しよう~(ハンズオン)

AUGIjp 長谷川治
15:15
16:00
あなたの知らないAutoCAD

AUGIjp 芳賀百合
AutoCADのカスタマイズを駆使してできること

オートデスク 大浦誠 氏
16:00
17:00
O-1 グランプリ 観戦会場O-1 グランプリ 会場
17:00
17:30
クロージングセッション

質疑応答
ノベルティじゃんけん大会
主催者並びにオートデスクからのご挨拶
18:30懇親会(会費別途)

マルゴーグランデにて開催
会費:5,000円

裏セッション開催決定!ご期待ください!


【メイン会場-1】AutoCAD 2019 & AutoCAD LT 2019新機能紹介:オートデスク 大浦誠 氏

新しく提供されるサブスクリプション特典「AutoCAD including specialized toolsets」についての紹介と2019の新機能を実際にデモをしながら紹介して頂きました。
「AutoCAD including specialized toolsets」は、7業種専用ツールセット・AutoCAD WEBアプリ、モバイルアプリがセットになったツールで、その中のアプリを利用することにより「いつでもどこからでも図面にアクセスすることが可能になる」という嬉しい情報もありました。
新機能についても、図面比較・共有ビュー・高解像度(4K)対応・2D表示のパフォーマンス向上などの紹介があり、特に目玉機能である図面比較の紹介の際には、参加者から「便利!」と声が上がるセッションとなりました。

 

【メイン会場-2】初心者がハマるRevitの落とし穴:AUGIjp 金武利彦

Revitを初めて使用してから、試行錯誤してきた内容や苦労した点・失敗事例を「初心者がハマるRevitの落とし穴」という観点から講演。
実経験の部分が、参加者の方々も共感出来る内容が多くあったようです。
会場内では、たくさんの方が頷いている場面も。
特に「Revit講習に参加すると”できる”と錯覚する」という項目には会場内から大きな笑いがこぼれました。

 

 

【メイン会場-3】進化し続けるFusion360!最新動向と活用事例:3Dワークス Fusion360 ACI 濵谷健史 氏

AUGIjpのイベントとしては数少ないFusionのセッションでした。
Fusion 360!を活用した各社の導入事例や製造現場の事例、最新情報を紹介して頂きました。
現場の事例では、導入したことにより、業務が3か月→5日に短縮したという驚きの内容も紹介されました。
Fusion 360のトレーニングを受けて頂くと「この機能であの課題が解決できる」という内容が盛り沢山とのことです。
Fusion 360を使った最新動向としてジェネレーティブデザインについても紹介して頂き、非常に参考になるセッションでした。

 

【メイン会場-4】ここが嫌いや Revit…20のポイント:アド設計 鈴木裕二 氏

毎回大好評のアド設計 鈴木氏のセッション、今回も神戸から駆けつけて下さいました。
構造設計者そしてAutoCADユーザの立場から、Revitに移行して感じるイライラと解決策を解説して頂きました。
AutoCADも知り尽くしている鈴木氏だからこその、AutoCADとの違いのポイントやRevitとして割り切った使い方、AutoCADとの併用の方法などを楽しく解説頂きました。

 

【メイン会場-5】あなたの知らないAutoCAD:AUGIjp 芳賀百合

「昔からAutoCADを使用している方」「使い始めたばかりの方」のAutoCAD操作手法のギャップを少しでも埋めたい!をテーマに双方の操作方法を比較しながらAutoCADの新旧の機能を紹介。
会場内には色々な年代の方が参加されていましたが、どの世代の方も「知らなかった!」と思わず大声を出してしまいそうになる機能がたくさんあったようで、最後の質問タイムでは「貴重な情報なので写真を是非撮らせて下さい」とお願いが出る場面も。
すぐに実務で活かせる内容が満載のセッションでした。


【サブ会場-1】遅い!?高い!?難しい!?3D CADの誤解とモヤモヤをスッキリさせるInventorの新常識:AUGIjp Inventor&Fusion360勉強会/デジプロ研 太田明

3D-CADは難しいと思うユーザも少なくありません。
2D-CADユーザから3D-CADユーザになった講師が、3D-CADの誤解や3D-CAD立ち上げのコツを解説して頂きました。
3D-CADならではの活用のメリットや立ち上げにはワークフローが重要など、これから3Dの活用を検討する方には非常に勉強になったセッションでした。

 

 

 

【サブ会場-2】Navisworks、InfraWorksを普段使いしよう:AUGIjp 星野和実

AutoCAD Civil3DのユーザーでもあるAUGIjpの星野から、Navisworks、InfraWorksとの連携や各ソフトの使い分けなどを、実際の業務データを使った実例にて紹介しました。

 

 

 

 

 

 

【サブ会場-3】今年も開催!CADオペ女子会:オートデスク 笠原希 氏

前回開催の名古屋で「今回は女子会は無いんですか?」とリクエストの挙がった女子会企画。
今回はテーマをCADオペに限定せず、女性の活躍できる職場をテーマに、外部から2名の女性講師をお招きして開催しました。
講師の都合により詳細は書けませんが、女性の参加者にとってとても有意義なセッションとなりました。

 

 

 

【サブ会場-4】AutoCADのカスタマイズを駆使してできること:オートデスク 大浦誠 氏
最近はカスタマイズに興味のあるユーザの方が多いことから、大浦氏にお願いしたセッションです。
アクションマクロに始まり、多数のカスタマイズの手法からForgeを使ったカズタマイズまで、カスタマイズの可能性を感じ取って頂けたセッションになったと思います。


【ハンズオン-1】AutoCADの3Dモデリングを習得しよう:AUGIjp 榊友幸

毎回好評の3Dハンズオンセッションです。ハンズオンによって、建築・土木の2D図面を利用した3Dモデリングを行いました。
図面上の二次元形状を有効に活用して3D化したり、UCSを使って位置合わせするなど3Dを活用するうえでの基本操作を体感できるセッションになったと思います。

 

【ハンズオン-2】作ってみよう!VRコンテンツ(ハンズオン)AUGIjp 阿部秀之

これまでもVRに関係するセッションはありましたが、実際にコンテンツをハンズオンで作ってみよう!という新しい試みでした。
皆さんに馴染みのあるAutoCADで建築3Dモデルを作り、このモデルをVRソフトであるUnityで、VRコンテンツに変換する方法をハンズオンで体験頂きました。
VRコンテンツは別会場で体験できる日本HP様のWindows MR Headset対応コンテンツに仕上がりました。
難易度の高いセッションだったと思いますが、皆さん真剣に取り組んでいました。

 

【ハンズオン-3】AutoCAD (LT) カスタマイズ入門~繰り返し作業を自動化しよう:AUGIjp 長谷川治

AutoCAD LTでも適用可能な、スクリプトとマクロについて学ぶセッションでした。
それぞれの特徴について学び、マクロを中心にAutoCADのUIに割り当てるところまでをハンズオンで行いました。
カスタマイズに関心のある方が多く、盛況となったセッションでした。


お昼だって学びと交流の場!


ランチタイムセッションでは、ゴールドスポンサーの株式会社マウスコンピュータ様、レノボ・ジャパン株式会社様により、CADに最適なPCの紹介を頂きました。(詳細はスポンサーセッション参照)
美味しいお弁当を食べながら、セッションを注意深く聞かれる方、セッション後の休憩時間にスポンサーブースで展示機器の情報を収集する方、近くの方と名刺交換する場面が見られ、休憩時間も有効に活用する姿が多々見られました。
  

 


好評のイベントO-1グランプリ!


ユーザ参加型のイベントとしての今回も開催しました、O-1グランプリ。今回は出場者が16名での競技となりました。
競技出場者が、どの様なコマンドを駆使して問題を解くのか?また観戦者は、自分ならどう問題を解くか?など、色々な面から問題を考え、または考え方のヒントをもらったりとWorkShop参加者全員で図形問題にチャレンジしました。
出場者・観戦者どちらもオペレーションテクニックの発見が見つかる内容でした。
今回の優勝賞品も前回の名古屋に続き、次回の「WorkShop KANSAI」にご招待させて頂いています。皆さん、次回のWorkShopでも奮ってご参加下さい!
 


スポンサーセッション


今回のWorkShopに協賛頂いたスポンサー5社による展示/新製品紹介が行われ、実際の機器に触れながら熱心に情報収集する方も多く見られました。

【VRスポンサー】:株式会社 日本HP様

前回の名古屋に続きVRスポンサーとして協賛頂きました。
発売から大人気の省スペースワークステーション Z2 Mini G3 WorkstationとAutodesk製品についての説明をはじめ今後発売のZBook Studio x360 G5の紹介など、最新の製品情報を発信していただきました。
展示ブースではデタッチャブルワークステーションHP ZBOOK x2をはじめさらに軽量化したZBook 14u G5モバイルワークステーションが注目を集めていました。
VR体験ではVREDで作られたリアルなVRコンテンツに驚きの声が上がり、VRを体験するユーザーを楽しませました。
 

【ゴールドスポンサー】:株式会社マウスコンピューター様

スポンサーセッションでは、会社紹介をはじめ製品の組み立て・品質検査や国内生産ならではのサポート体制をご紹介いただだきました。
展示ブースでは最新の法人向けスリムデスクトップPC Mouse Pro S200S-SSDと最新のNVIDIA Quadroグラフィックスを搭載したモバイルワークステーション NB991Z-M2-1710を実際に体験することができました。
毎度おなじみの乃木坂46のパネルは今回も大好評でした。


【ゴールドスポンサー】:レノボ・ジャパン株式会社 様

スポンサーセッションでは、レノボ独自のアプリケーションごとに最適化されたLenovo パフォーマンス チューナーの紹介や、最新の薄型軽量モバイルワークステーションThinkPad P52sの紹介をしていただきました。
展示ブースでは液晶モニタの背面に搭載することもできる世界最小ワークステーションのP320 Tinyや、電源を入れたままバッテリー交換できるThinkPad P52sに驚くユーザーが続出していました。
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【シルバースポンサー】:エプソンダイレクト株式会社 様

最新の第8世代インテル Core i7 CPU搭載のハイエンドデスクトップPC Endevor MR8100を展示していただきました。
特徴的で使いやすいHDDフロントベイアクセスや製品の品質・サポート・デモ機無料貸し出しサービスなどユーザーに親切な取り組みが多くみられました。


【年間スポンサー】:ソフトバンク コマース&サービス株式会社 様

クラウドでBIM/CIMモデルを自動的にARデータを作成するAR CAD CloudとMicrosoft HoloLensを使ったARデモを展示いただきました。手
軽にARデータを作成できるという事で建築関係のユーザーに大好評でした。


懇親会


夜の懇親会は約60名の方が参加し、おいしいお酒と料理を囲んでAutoCADの情報交換などを行いながら交流を深めました。
今回は新しい試みとして、AUGIjpの人気講師である芳賀による「酔っ払いがAutoCADを3倍速くする」といった大爆笑の裏セッションや「ウルトラクイズ」などを企画し、またオートデスク大浦氏による、飛び入りセッション(図面比較機能とそのシステム変数)も行われ、従来とは違った懇親会となりました。
参加者の方から「楽しかった」と声を掛けて頂き、我々スタッフも今回のWorkShopが無事成功したと感じられる時間となりました。
 

 


編集後記


これまでで最大規模となった今回のWorkShop TOKYO 2018。想定外に多くの申込みを頂き、直接メールでの問い合わせを頂きながらも、会場の安全面からお断りをさせて頂いた方も多数いました。
受付でお待たせしないように、新たな受付方法を考えてみたり、参加の皆さんには楽しんでもらえるか?など、規模を大きくなる分、心配事も増える準備期間でした。
今回は臨時でお手伝いの方をお願いしたり、オートデスクの社員の方も朝早くから手伝って頂き準備にあたりました。何とか成功できたかな?と考えています。
皆さんに楽しんで頂けるWorkShopをこれからも開催して行きますので、これからも是非、応援お願いします!
次回は大阪で2月ごろ開催の計画です。どうぞお楽しみに!

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